厚生労働省、「痴呆」の呼称見直し検討

厚労省>「痴呆」の呼称見直しで検討会を設置へ[Yahoo!ニュース]
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 厚生労働省は19日、法律用語などで使われている「痴呆」の呼称を見直すため、近く有識者で作る検討会を設けることを決めた。今秋ごろまでに結論を出す。痴呆介護の専門技術について研究や研修をしている「高齢者痴呆介護研究・研修東京センター」など3団体が、呼称の見直しを求める要望書をこの日、坂口力厚労相に提出したのを受けた措置。
 要望書は「『痴』と『呆』の個々の言葉のいずれも、べっ視的な意味合いが含まれ、『痴呆』についてもこうしたニュアンスが感じ取れる」と指摘している。「痴呆」は法律用語として現在、介護保険法や老人福祉法の中で使われている。【玉木達也】(毎日新聞